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【介護をやさしく解説】介護保険制度でのお金の話

前回は介護保険制度についてできるだけわかりやすく説明してみました。

関連記事:【介護をやさしく解説】介護保険制度とは

理解してもらえたでしょうか?
今回はみなさん気になるところだとともいますがお金の話です。
どんな感じでお金が必要になるかを理解してもらえると思います。
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利用限度額

介護保険制度ではまずはじめに要介護度を認定するところから始まることを前回の記事で説明しました。
要介護度を設定する目的は、その人の状態を数値化し、その人に必要なサービスを明確にすることにあります。
そのため、要介護度によって介護保険制度を利用できる限度額が設定されています。

こんな感じです。

要介護度 利用限度額
要支援1 50,030円
要支援2 104,730円
要介護1 166,920円
要介護2 196,160円
要介護3 269,310円
要介護4 308,060円
要介護5 360,650円

この利用限度額をこえるサービスを利用した場合んいは自腹になります。
この枠の中で受ける介護サービスでプラン(ケアプラン)を作成する必要があります。

実際の負担額

上の説明で利用限度額について説明しましたが、これが実際に負担しないといけない金額ではないです。
実際には所得に合わせて1割 or 2割を負担することになります。

例えば、要支援1の場合、実際には5,003円(1割負担)か、10,006円(2割負担)を負担することになります。
ここで1割負担になるか、2割負担になるかですが、原則1割負担です。
単身で年金収入が280万以上の場合には2割負担になります。

で、ここで2018年に介護保険制度の改正があり、3割負担を強いられる人が出てきます。
単身で年金収入等が年340万円以上の場合です。
ココらへんは今後のどうなっていくかわかりませんが、負担金額は上がり続けるんだろうなぁと思います。

上乗せサービスと横出しサービス

限度額を超えて、自腹でサービスを受けることも可能です。
このサービスのことを上乗せサービスといいます。
例えば、週に1回の入浴サービスを2回、3回と利用することなどはこれにあたります。

その他に、オムツなど、介護保険制度のサービスにはないけど、介護をする上で必要なサービスのことを横出しサービスといいます。
最終的には介護保険制度の負担額(1割 or 2割)の他にこの上乗せサービス、横出しサービスを含めて負担する必要があるんですね。

ここまでを自己負担額として考えておかないといけません。
といいながらが、一部の自治体ではこの上乗せサービスや横出しサービスの給付制度がある場合もあります。
ご自身の住んでいる自治体の取り組みを調べる必要がありますね。

高額介護サービス費

そんな自己負担が膨れ上がったときの救済策があります。
高額介護サービス費という制度です。
これは医療の高額医療制度と同じ考え方で、ある一定の額を超えた自己負担が発生した場合には、申請すればあとから限度額を超えた金額が給付される仕組みです。
その限度額が一般では44,400円(2018年8月から)です。
これは忘れずに申請したいです。

お金で介護が破綻しないように

ということで、基本的な介護にかかるお金についてまとめてみました。
いかがでしょうか?
ここは面倒でも仕組みをきっちり理解して、知っておかないと損しますし、介護が破綻することになりかねません。
制度がコロコロかわる部分でもありますので、継続してここは気にしておきたいと思います。

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