お正月のおせち料理ってあまり好きじゃないです。
1月2日の夜くらいになると、ハンバーグとかとんかつとかカレーと食べちゃくなっちゃうんですよね。
でも、奥様方が三が日ゆっくりするためには大晦日にたくさん作っておいてそれを食べてあげないとだめですね。
そんなお正月料理の中で、私が唯一大好きなものがあります。
それが、鹿児島のお雑煮です。
この「鹿児島の」ってところがポイントなのですが、他県のお雑煮と比べるとだいぶ違いますのでご紹介です。
もともとはお雑煮嫌い
わたしは関東風や、関西風のお雑煮ははっきり言って嫌いです。
お餅がそんなに好きではないので、お餅が入っているお汁がどうも好きになれず、子供のころは親に無理を言って、自分だけお味噌汁にしてもらってましたww
でも鹿児島に引っ越してきて、初めて鹿児島のお雑煮を食べたときに、「これは知ってるお雑煮と違う!」と思い、大好きになりました。
いろいろ調べてみると、お雑煮ってかなり地域性があるんですね。
非常に特徴のある鹿児島のお雑煮をご紹介します。
鹿児島のお雑煮の特徴
鹿児島のお雑煮の特長は
- 焼きエビでだしをとる
- 具に焼きエビが入る
- 具に豆もやしが入る
- 具に里芋が入る
といったところでしょうか。
それぞれ具には、
えびは腰が曲がるまで長生きできるように、
里芋は子孫繁栄するように、
豆もやしにはまめまめしく元気に働けるように、
という願いが込められているようです。
そういう願いが込められていると聞くと、毎年、具を全部そろえないと気がすみません。
一番の特徴は焼いたエビを入れるところですね。
我が家で作るとちょっとエビが小さい…
お店とかではもっと大きいエビで作ります。
ひどいときにはこんな小さなエビで作ったりしますw
香ばしい味
(小さいですが)とにかく焼きエビのだしがきいた味が大好きなのです。
エビの味はもちろんですが、焼いているので、かなり香ばしい味がします。
これがたまらなくおいしいのです。
お雑煮というにはかなり贅沢なお汁で、これを楽しみに毎年お正月を迎えてます。
お雑煮っておかわりして食べるものではないでしょうが、どうしてもおかわりしてしまう…
なんとも不思議な魅力のある料理です。
作ってみる
レシピはいろいろ公開されていますので、興味を持たれた方はぜひ作ってみてください。
贅沢な材料を使っているので、結構原価が高いのがたまにきずですね。
鹿児島では、早いうちにスーパーで仕入れておかないと、特にエビなどは年末のスーパーから姿を消します。
レシピはこちらのレシピを参考にしてください。
高級!鹿児島のお雑煮 by kaetaman 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが301万品
こちらのレシピにありますように、本当は車海老使うんですよ~ww
鹿児島の料理には鹿児島のお醤油を
鹿児島のお雑煮の味付けには鹿児島の醤油を使った方がいいかもしれません。
明らかに他県の醤油とは味が違い、甘いです。
まるでだし醤油のような甘さがあります。
鹿児島の醤油を使って一般的なレシピを作っちゃうとかなり甘くなりますが、鹿児島の料理を作るならこちらの醤油がぴったりだと思います。
これを期に鹿児島の醤油をぜひお試しください。