【Rubbergard Record@神保町】音楽の幅を広げてもらえるブラジルレコードの専門店(ラバーガードレコード)

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神保町は文化の街。
喫茶店や古本屋が多いことで有名な街ですが、それだけではなくとにかく雰囲気のいいお店が沢山あります。
音楽を聴きながらコーヒーを飲んだり、昔からある雰囲気のよい居酒屋でお酒を飲んだり。
そんな神保町には私の大好きなレコード屋もいくつかあります。
大手ですとディスクユニオンが神保町と、少し離れた御茶ノ水に数店ありますが、今回ご紹介するのは、Rubbergard Record(ラバーガードレコード)というレコード屋さんです。
ブラジル音楽好きにはあまりにも有名なお店ですが、わたしのようにブラジル音楽に触れてみたいと思っている方にもおすすめのお店。
今回はそんなRubbergard Recordをご紹介したいと思います。

 

場所とお店

お店は神保町駅から徒歩で5~7分程度です。
お店の場所はこのあたり。

少しわかりづらい場所にありますので、はじめての場合には地図を見ながらがよいと思います。
ちょっとした住宅街でしょうか、静かな場所にありますよ。

お店の外観はこんな感じです。 

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 路面店のレコード屋さんにしてはキレイで入りやすいと思いますよww

幅広いジャンルと思いきや…

お店に入ると入り口付近からレコード棚が並んでいます。
Jazz、Soul、Raregrooveなどの幅広いジャンルのレコードが手頃な価格で並んでいます。
他の大手レコード屋さんよりも安く揃っていることがあります。
ここをチェックするのは忘れたくないですね。
わたしはこの棚で、他のお店でずっと探してたRaregrooveのレコードを見つけました。
以外と穴場かもしれません。

ただし、ここの真骨頂は店の奥の方にありますよぉ~。
お店の奥の方にはブラジルレコードがたっぷりあります。 

マニアックなレコードと快適に視聴ができる空間

お店の奥にはブラジル音楽のLPから7インチまで。
どれを見ても私はわかりませんでした…(ただの勉強不足ですが)
そんなレコードはお宝ザクザク。
ほとんどすべてがブラジル買い付けのオリジナル盤です。 

お店の奥にはソファーがあって、ターンテーブルがあります。
ここに座ってじっくり視聴することができるんです。

 

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これは本当にうれしいですよね。
全く知らない盤ばかりなので、じっくり視聴して決めることができるのは助かります。
ちなみに奥に見えるターンテーブルのセットで店主がいろいろかけてくれるのですが、「おっ!」となる盤が多くて視聴が進みませんww 

店主のおすすめ間違いなし

このお店の最大の特徴にして、価値がこの店主の尾崎さんからのおすすめです。
尾崎さんは、ブラジルミュージックを始め、音楽全般にとんでもない知識を持たれており、懐のかなり深い方です。
お客さん(私)と少し会話して、どういうものを普段聴いているか、どういうものを探しているかを元におすすめしてくれます。
私は主にジャズを聴いていて、最近ブラジルミュージックにハマりはじめていることをお伝えしたところ、こんな1枚をご紹介いただきました。

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Laércio De Freitas - São Paulo No Balanço Do Choro

うん、読めない…
こちらのアルバムはショーロという、ブラジルミュージックのジャンルです。
もちろん、ショーロというものの存在を知らなかったので聴いたときには?と一瞬思ったんですが、視聴で聴いているとどんどん心地よくなり、くせになりました。
このお店にこないと出会わなかった1枚だと思います。 

サンバジャズとかいろいろ

その後、何回か伺っています。
いつも新しい発見のあるお店です。

 

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この2枚はそんな2枚です。
もちろんこれら2枚はオリジナルで、再生してみると雰囲気バツグンです。

自分で調べるのはもちろんですが、その後も店主の尾崎さんにいろいろご紹介いただきました。
その中で特にお気に入りの1枚になっているのがこちらです。

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特に、私はいわゆるサンバジャズだけが好きだと思っていたのですがお話をしている中で、他のジャンルでも私が好きなアルバムがたくさんあることを教えていただきました。
それ以来、神保町に行くたびに寄るようにしています。

その他の私のおすすめのサンバジャズについてはこちらの記事でまとめて紹介していますので合わせて御覧ください。

 

深すぎるブラジルミュージック

ブラジルミュージックは深すぎて追いきれません。
また、オリジナル盤がかなり高価で、とても子持ちサラリーマンには手のでるものではないです。
そんな私の懐状況も踏まえて、いいレコードおすすめしていただけるので、このお店が大好きです。
具体的には、レコード自体のコンディションが良くてもジャケットのコンディションが悪いものは価格が下がります。
わたしにとってはうれしい選択肢。

買えない値段ではないものもありますので、ブラジル音楽に興味を持たれている方は臆せずに一度行ってみてください。
自分の音楽の幅が間違いなく広がると思います。

なお、私のオススメのレコード屋さんについておすすめのレコード屋さんの記事にまとめています。
こちらも合わせて御覧ください。